株のきほん
株価は常に動いています。それは世界中に存在する投資家たちが売買を繰り返しているからです。株価はランダムに動いているように思えますが、三つの動きに分類することができると思います。
①上昇
文字通り上昇している時です。株の世界にはローソク足というものがありますが、ローソク足でいうと陽線になっている状態です。つまりある一定の時間内での始値より終値が高くなっている時です。
②保ち合い(もちあい)
次は保ち合いです。たもちあいではなく'もちあい'です。たまに間違っている人がいるので注意してください。保ち合いとはある一定の時間内で投資家の買いたいという欲求と売りたいという欲求が拮抗し、大きな値幅が無くある一定の値幅の中で上下している状態です。
③下降
これは①の反対で株価が下がっている状態です。
このように株の値動きは複雑なように見えますが時間のスケールを変えてみると三つのパターンに分類することができるのがわかると思います。この株価の動き、チャートの形に着目し、利益を上げようとするのがテクニカル分析という一種の投資法です。その反対に位置するのがファンダメンタル分析といって企業の財務状況やビジネスモデルを分析し利益を上げようとする投資法のことです。次の記事ではテクニカル分析について書いてみたいと思います。