雑魚リーマンブログ

アラサーリーマンの血迷い

株の受渡日が7月16日から変わるらしい

7月16日から株の受渡日が変更になるらしい。

どうやら今のところ株の受渡には証券会社の営業日で3営業日かかる

ようだが、それが2営業日に短縮されるらしい。

そもそも受渡日とは?

今は電子化されているが、昔は株は株券という紙であったためその

名残で今も残っている概念だ。現在株を売ったり買ったりすると

3営業日後に株の受渡が起こることになっている。つまり、

 

7月10日(水)に株を買うとその3営業日後の7月16日(火)に株が手元

に入るということになる。電子化されている今となってはよく

わからないルールである。

何が問題?

受渡日が変更になることで何か問題が起こるのだろうか。少し考えてみたい。

今は株の受渡が3日後である。例えば、7月12日(金)に株を買うと7月18日(木)

になる。ここで、7月16日(火)から受渡日が2営業日後にになることを思い出してみる。

そうすると、7月16日(火)に株を売ると受渡日が7月18日(木)になるということだ。

つまり、7月12日(金)にある銘柄の株を買い、7月16日(火)にその株を売ると受渡日

が7月18日(木)で同じ日になってしまうのだ!

こうなるとどうなるだろうか。法律では同一銘柄、同一資金、同一受渡日の

差金決済は禁止されている。つまり、資金が少ないひとが同じ銘柄で

7月12日(金)に買い→7月16日(火)に売り→7月16日(火)に買いを行うとその取引

が違法になる可能性があるということだ。(実際はエラーになり注文できないから大丈夫。)このような取引にならないように注意してもらいたい。

 

受渡日が変更になる歴史的な日に株を買ってみるのもいいのではないでしょうか。