雑魚リーマンブログ

アラサーリーマンの血迷い

日本と学歴社会

日本は学歴社会だとか、学歴が無いからこんな仕事にしかつけないとかいう人が知り合いに何人かいるけど、それは本当なのだろうか。

学歴社会であるということはより高い学歴を持つ人がより高い賃金で働くことができるということだと言えよう。しかし現状では博士号を持っていても低い給料でポスドクを続けなければならなかったり、続けた結果正規の大学のポストを得られずに三十半ばになって研究者の道をあきらめ他業種の仕事に就く人もいる。ほかの国ではこんなこと起こりえないのに日本ではいまだにこんなことがまかり通ってしまっている。こんな状況で科学の発展なんか起こりっこないし、もし起こるとしたら一部の研究だけできればよく、お金なんてどうでもいいと思っている人が業績を残すしかなくなるだろう。お金なんてあって困ることは絶対にないんだからそれもまやかしとも言えるし、国が研究者を甘く見ることにも繋がるんだろう。そういう人たちもちゃんとファイナンスのことをっ勉強して自分の権利をどんどん主張しなければ日本に優れた研究者なんて誰もいなくなってしまう。ちゃんと問題を直視して正しい主張をすることは間違いじゃないんだから。